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Kindleマンガモデルレビュー

以前から気になっていたKindleを購入して6ヶ月が経過したので使い勝手やメリットデメリットなどの感想を書いてみようと思います。買おうかな~と迷ってる人などは是非参考にしてみてください。

ザックリ、Kindleとはなんぞや?

こんな感じでマンガが読めますKindleと書いてキンドルと読みます。Kindleはamazonが開発して販売してる書籍を読む専用の電子端末(ブックリーダー)です。最大の特徴はスマホやパッドが最新の液晶ディスプレイを使っているのに対して、Kindleは旧タイプの電子インク液晶を使用しているので消費電力が少なく一度の充電で長時間使用でき、直射日光の下で見ても見やすいというメリットがあります。初号機は2007年に発売され、現代では主流になった、より書籍に近い白地が表現できるペーパーホワイトシリーズは2012年から発売になっています。Kindleマンガモデルは日本向けに特別に作られた仕様で、発売開始は2016年10月21日でした。

なんでこんなに流行ってるの?

元々Kindleは、読書家たちの「一度にたくさんの書籍を持って歩けない」という悩みを解消するために作られたような商品でした。特にアメリカ人は外で本を読んだり、旅先で読書をすることを好んでいたので、電子化することで大量に持ち歩けるKindleは大いにウケたわけです。「だったらスマホでもいいのでは?」と思うかもしれませんが「シンプルな液晶の方が読みやすくて目が疲れない」というのが最大の要因なんだと思います。

世界的には売れてるのですけど日本ではまだまだ・・・そこでマンガモデルの登場です。

Kindleマンガモデルで漫画は読みやすいか?

結論から言うと長時間読んでいても自分は疲れません。ペーパーホワイトというだけあって白黒はっきりしてます。ただバックライト機能はついてないので暗い所では読めません。でもこのあたりは普通に漫画を読むのと同じなのでそれほど問題ではありませんでした。重量は205gなので単行本1冊とほとんど同じですが、体感的には単行本より軽く感じます。

Kindleはスワイプできる画面はタッチスクリーン搭載なので、ページをめくる際には画面をスワイプでめくることもできますが、左右の端をチョンと触るとページが切り替わるので寝転びながら片手でもめくれてとても読みやすいです。スマホ漫画のような左右上下にちょこちょこ移動する読み方はしないので単行本を読んでる時と同じような感覚で読むことができます。

むむむ?マンガモデルというわりには一回り小さい!
マンガモデルというくらいですから、てっきりamazonは単行本をそのまま読めるサイズで作ってきたか♪と期待していたのですが、実際表示されるマンガは単行本で読むより一回り小さいんですよ。なので吹き出しは読めるのですけどルビが小さ過ぎて読めないんです。確かにKindleの外寸(169×117×9.1mm)は単行本サイズ(174×112×10mm)なんですけどね・・・なんか間違えてるかなと。Kindle開発担当者はもっとマンガ読んだ方がいいですよ~。

Kindleマンガモデルのメリット

まず①番のメリットは大量のマンガを持ち歩けるということでしょう。32GBモデルであれば最大で700冊のマンガを持ち歩けます。これだけのマンガを旅先などに持って行ける喜びは半端ないです。特に移動中の新幹線や飛行機などでは涙が出るほど「買って良かったー♪」と思いました。

②番目は電池が長持ちで充電の心配がいらない!ということでしょう。充電は付属のUSB充電機を使用するのですが、20分も充電すれば80%くらい充電できます。これだけでも4~5日もつくらい電池が長持ちです。この安心感は素晴らしいです。中には「充電がすぐ切れる」という人もいるみたいですけど、毎日10時間とか使っていればどんなデバイスだって電池なくなります。でもスマホよりは全然長持ちですよ。

③番目は「読みたい!」と思った時にいつでも読めることですね。気になったマンガがあったら検索してダウンロードすれば、ネット環境にもよりますが1巻あたり30秒程度でダウンロードできます。全巻まとめ買いなども一気にダウンロードできますのでちょっとした時間に買う事ができます。本屋が遠い人にはこれほど便利なものはありません。

Kindleマンガモデルのデメリット

一番最悪だなと思うのはダウンロード価格が一般書籍と同じ定価しかないことです。例えばワンピースの85巻は普通の単行本で買うと432円ですが、Kindleで買うと400円です。印刷もしないし配送料も不要なはずなのにたったの32円しか安くない!ここは本当に不満ですね。これが200円とか半額で買えるならKindleは爆発的に売れるのにな~って思いました。

二番目は「あっ!」と間違えて購入してしまうことがある!です。タッチスクリーンの反応が遅いので、スマホ慣れしていると何度もこすってしまいます。Kindleにはショッピングサイトでよくある「購入しますが本当にいいですか?」みたいなクッションページがないのでちょっと触れて買っちゃった!と焦ることがよくあります。一応キャンセルもできるのですが購入直後にすぐキャンセルしないとまず返金はされません。

三番目のデメリットは友だちに貸したりできないということです。Kindleは1台につき1つのamazonアカウントを登録するので、誰かに貸してしまうとそのアカウントを使用してマンガを購入されてしまう恐れもありますので貸せません。登録してあるAmazonアカウントを解除すると同期できないのでライブラリーに保存されているマンガを他人が読むことはできなくなります・・・ネットカフェにKindleが置いてない理由はここですね。著作権保護の為によくできたシステムだな~と感心してしまいました。

Kindleマンガモデルはおすすめか?

総評ですが、安価でマンガが買えないこと以外はとてもお勧めです。特に移動中にマンガをたくさん読みたい!という人にはお勧めです。まだまだ本体価格が16,000円と高額ですが通勤通学で電波の悪い場所が多くてスマホが見られない人などにもお勧めですよ?ライブラリーにダウンロードしたマンガはネット接続なくても見られますから。

→ 現在発売中のKindle比較表はこちら

次回のマンガモデルに期待すること

  • ルビが読めるほどの単行本実寸が読めるサイズにしてほちぃ!
  • Kindle価格をもっと安くしてほちぃ!
  • スワイプ感度をもっと早くしてほちぃ!

実際使ってみながら思いましたけど、amazonがもう少し頑張れば世の中の若者はいづれみんなKindleでマンガ読むようになるんじゃないかなー?って思いましたね。まだまだ紙をめくって読みたいって人は多いですけど、販売価格が宇安くなればガーってこっちに流れてくると思いました。そういう意味ではKindleマンガモデルは恐ろしい将来性を秘めています。