正しいコピーライトマークの書き方©copyright
ホームページの最下部に見られるコピーライトマークの正しい書き方を知っていますか?©マークの目的は「このページは著作権で守られてます」という意味を示しています。
©(コピーライトマーク)の表示は何種類かのパターンがあります。最も一般的でキレイな方法はHTMLのソースに「©」と書く方法です。こうやって書いておくと、ブラウザで見た時にちゃんと©マークになって表示されます。その他に簡易な方法としてはカッコでくくったCでも良いと思います。こんな感じ→(C) この場合のカッコは全角じゃなくて半角の方が格好いいですよ。
あとは全部書いちゃうパターンの「Copyright」ですね。昔はパソコンでしかネットを見る機会が無かったのでスペースも大きく、全部書いてあるパターンでも良かったのですが、最近はスマートフォンで見る方も多く、レスポンシブデザインでぐぐぐっと縮こまった時に、コピーライト表記が2行にならないように、こうした短縮形を使用するようになりました。ちなみにCopyrightの後に(C)などと書くのは重複なのでちょっと格好悪いです。
コピーライトの年号は何年を書けば良いのか?
コピーライトマークはページを作成し、インターネット上に公開した年を書いておきます。また、更新したらその更新年も記載します。こうした取り決めは世界的な「万国著作権条約」というもので定められてまして、cマーク+公開年又は更新年+著作者名を明記するようにということが定められています。例えばこんな感じです↓
公開した年が2000年の場合の表示方法
© 2000 ○○○○○ Corporation.
2000年に公開して、2017年に更新した場合
© 2000-2017 ○○○○○ Corporation.
古い年号が書いてあると、見た目が悪いな~ということで最新年号だけを書いている方もいますが、正式には公開年である古い年号も残しておく方が「業界の人には」伝わります。ただ、一般人には、最新年号の方が「お、新しい情報だ♪」ということで好まれるので、そうしているところも多いのが実情です。ページを更新した年号を記載してもOKなので特に問題はありません。
All Rights Reserved.は要らない?
ここで気づいた方もいるかと思いますが、All Rights Reserved.の表記が抜けています。実はこれは前述した万国著作権条約には特に記載するようには書いていないです。なので正式には書いてなくてもOKなんですね。これを書かないで良いとなるとかなり短縮できるので助かります。
よくあるパターン
Copyright (C) 2000-2017 ○○○○○ Corporation. All Rights Reserved.
実はこれだけでも良かった♪
© 2000 ○○○○○ Corp.
個人サイトのコピーライトの書き方
法人の場合は会社名を記載しておけば良いのですが、個人所有サイトの場合は個人名を記載していくわけにもいきません。その場合はサイトの総称などを記載しておきます。サイトの所有者=あなたなので、ほぼ同じような意味になります。
記載例
©2017 おったまげ通信
コピーライトを一気に更新する方法
例えばサイト全体が100ページあったとして、全てのページのコピーライトを修正しなければならない場合、よく使う方法はコピーライト部分だけを画像化しておくという方法です。HTML的には特にこのコピーライトが無ければSEOで不利ということはないので、コピーライト部分を画像化して最初から配置しておき、更新する際は画像を1つ更新すれば全ページ変更されるという方法もよく使います。ただしレスポンシブデザインの場合は画像変更作戦は使えないこともあります。そのような時は、ドリームウェーバーなどのオーサリングソフトには標準搭載されている「検索と置き換え」機能を使うと便利です。一気に100ページ!とかはできませんが、10ページづつとかは簡単に更新することができますので大変重宝しますよ。
ということで©についてあれこれ書いてみましたがいかがでしたでしょうか?そのサイトを作った人がプロかどうかは、このコピーライト部分をチェックするだけで分かってしまいますね(笑)