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無線LAN接続すると「制限付きのアクセス」と出てしまう時の解決方法

無線LANルーター自宅やオフィスなどで一般的な無線LANルーターを使ってネット接続していて、今まで平気だったのに突然「制限付きアクセス制限付きアクセスマーク」と表示されてしまう現象が起きているようです。ルーターが原因かと思って買い換えてみたものの解決せず「な、なんだよ!」と怒り狂ってる方も多いでしょう!

あれこれ調べてみたところ、パソコン側の電力モードが「省電力モード」になってると制限付いてしまうみたいです。電源モードを「フルパワー」に設定するだけで大半は解決。それでも解決しない場合は、どうやら近年増え続けたWi-Fi製品による無線の混線が原因のようなので解決方法を伝授いたしましょう。何を隠そう弊社のホームオフィスも同じような状況に陥りルーター買い換えたりして七転八倒しました。

ネット混線の原因

混線の原因は隣の家や下の家など、凄い近くに同じようなルーターが設置されていたりすると起きやすいみたいです。スマートフォンでWi-Fi混線状況を調べられるアプリがあるので試してみると、かなり近い無線チャンネルを使ってるアクセスポイントがありました。これが混線の原因。無線LANルーターは初期設定では空いてる無線チャンネルを探し、設定する「自動モード」になってます。この自動モードだと近いチャンネルを設定し合ってしまい、ご近所のルーターと混線してしまうようです。なので、自宅の無線LANルーターの設定を手動で遠い無線チャンネルに設定しておけばほとんど混線しなくなります。

Wi-Fi Analyzer
今回使用したのはWi-Fi Analyzerというアプリです

解決方法

用意する物はルーターとパソコンを結ぶUSBケーブルだけです。

  1. モデムとルーターは電源入りっぱなしだと思いますので、パソコンの電源を入れます。
  2. 立ち上がったらパソコン側の無線LANスイッチをOFFにします。
  3. USBケーブルでルーターとパソコンを接続。
  4. パソコンでブラウザを立ち上げます(IEやChrome、safariなど)。
  5. ブラウザのアドレスバーにルーターのIPアドレス(ルーター本体側面に記載)を記入し「Enter」を押すと、管理画面に入るためのパスワードなどを求められますので、ログインアカウントに「root」と入れ、パスワード欄は空でOKを押すと入れます。下部画像参照。
    ルーターのIPアドレスの確認方法
  6. 無線LANの設定管理画面が立ち上がったら上部メニューから「無線LAN」を選択。
  7. 「基本(n/g/b)」部分をクリック。
  8. 「無線チャンネル」という項目が「自動」になっていると思うので、これを現在のチャンネルから5ヶ以上離れたチャンネルに設定する。例えば現在のチャンネルが1だったら6とか。分からない場合は7とか8にしておくとベスト。
  9. 「設定」ボタンを押して設定はおしまい。
  10. パソコン→ルーター→モデムの順番で電源を切り、モデムとルーターは電源ケーブルも抜いて10分放置(設定がリセットされます)。
  11. 10分後、モデムの電源を入れます。完全に立ち上がったらルーターも電源につなぎスイッチオン。ルーターは完全立ち上がりに時間を要しますので焦らないように。
  12. ルーターが完全に立ち上がったのを確認したらパソコンの電源を入れ、無線LANスイッチをオン!これでどうだ!これで90%は解決するはず。
    無線LANチャンネルの変更画面

これでもマークが点灯してしまう場合はチャンネルを変更するか、コントロールパネル→ネットワークの状態とタスクの表示を開いて×マークのある部分をクリックして修復を試みてください(windows7の場合ね)。

新しい無線LANの規格には2.4GHzと5.0GHzがあるので、5.0GHzにつなぎ直したら直った!なんて話もありますから、コチラのでページも参照してください→ Wi-FiでAとGどっちに接続したらいいの?

コンテンツはここまで