コロナ時代を生き抜く経営者とは

コロナ禍で世の中がパニック状態に陥ってます。第一波から第二波に移行した時以上に感染数の拡大が急速な第三波は、年末年始に向けて大パニックを巻き起こす可能性がとても高い状況になっています。

そんな中、第二波を助成金などでなんとか生き残った飲食店や中小企業なども、第三波は本気でヤバいんじゃないか?と戦々恐々としていると思います。

今回の経済環境の変化はバブル崩壊やリーマンショックの比ではないと思っています。例えて言うなら戦争が起きたのと同じくらいの強烈さです。

行動範囲は大きく制限され、世界中で経済不況が起き、大きな会社が赤字決算を乱発し、失業率が急上昇して経済活動が一気に消極化する様は、かつて学んだ戦争時の状況にそっくりです。そう考えると、この先どう行動したら良いかおのずと解るでしょう。

生き残る為に変化を遂げよう!

まず世の中のニーズが大きく変わりますから、現在の売上予測は大きく下方修正する必要があります。かつて必要だった物やサービスが一気に必要なくなるわけですから、予測が甘いと一気に赤字転落を招いてしまいます。

1日でも早く実施しなければならないのは「低消費時代でも生き抜くことができる黒字体質の確立」です。無駄な人員、事業、取引など全てにおいての無駄を省く大胆なコストダウンが必要になります。

このタイミングで昔の経営者が書き下ろした経営本などを読んでいる人がいたらおそらくその経営者の会社は潰れるでしょう。もはや目の前にある難関はかつてのビジネス方法は10%程度しか役に立ちません。

戦後から高度成長期は経済活動が右肩上がりですから、堅実な資本主義を実施していれば誰でも成功できたのです。その失敗論や回復論は大いに役立つかも知れませんが、順風満帆時の航海術など逆風台風時の現在においては進路を惑わすだけです。

ビジネス書籍群

このコロナ禍の世の中を生き残る為に必要なものは「直感力」と「スピード」だと思います。世の中のニーズを独自のアンテナでいち早く掴み、誰よりも早く提供することが生き残るコツですが、すぐ真似されると思いますので特許や商標などで権利を守ってから始めるないし、簡単には真似できない、真似しようと思わないようなジャンルで勝負をする方が良いと思います。

とにかくこのコロナ禍を生き抜いて生き延びたいのであれば、過去の経営者の書いた本などは全て無視して自分の足で歩き始めるべきだと思います。そういう意味では嗅覚の優れた本物の経営者だけが生き残れる過酷な時代の幕開けなんだと思います。

この言葉を聞いてワクワクできたあなたにはチャンスがあります!