2020年9月30日をもってNaverまとめがサービスを終了した。
全てのページが真っ白になり、Google上の検索結果をクリックしても真っ白なページが表示されるだけだ。これは本当にめでたい♪
コンテンツプロバイダーからすると、「まとめ」とかいうキュレーションサービスは大迷惑でしか無かった。
苦労して調査して創り上げた記事を、頭の部分だけ引用して新たなコンテンツとして公開しているのだから模倣以外の何でも無いのだから。
自分はNaverまとめが出現してきた当初からこのサービスに意義を唱えていた一人として、今回のサービス終了は本当にお祝いである。
Naverまとめの終了に伴うSEO対策のへの影響は皆無
この悪しきパクリサービス終了に伴い、検索結果の順位が下がってしまうのではないか?と心配している人達もいるかもしれないが、そこは安心して良いだろう。
なぜならこういった「まとめ系」サイトは2年以上前からG社によってドメイン単位で既に沈められているので、そもそもSEO対策に効果は無かったからだ。
むしろこういったまとサイトが無くなったおかげで空席ができ、順位が上がる人の方が多いだろう。いづれにせよサービス終了はメリットしか無いのだ。
コンテンツの二次利用は著作権侵害になるので注意
こういったコンテンツの二次利用は本来、著作権の侵害で裁判沙汰に発展してもおかしくないのだが、かかる費用や時間を考えると無駄が多いので、よほど悪質でなければ訴訟まで持って行くことはないのだが、Googleに著作権侵害で報告するとあっという間にコンテンツを削除してくれるのでそちらを利用した方が良いだろう。
実際、弊社のコンテンツを許可無く二次利用していた会社があったのだが、Googleに申立をしたら先方に連絡がいったらしく謝罪文がメールで届いた。全面的に模倣を認めた内容がつらつら書かれていた内容を読んで、明らかに「バレなきゃ平気だろう」と思って模倣していたことが良く解った。とても悪質である。
こういうやり方はどっかの国と同じだと思う。バレなきゃいい、言われたら訂正すればいいという思想は著作権という権利を舐めているとしか思えない。
知っておいて欲しいのは、著作権侵害は罪が重いと言うことだ。親告罪ではあるが、刑が確定した場合、懲役10年以下または1000万以下の罰金である。
全てのコンテンツが著作権の範囲である芸術や文化の対象になるかというと微妙だが、コンテンツに思想が含まれていれば著作権になるのだろうから模倣しない方が良いと思う。
話は反れたがとりあえずお祝いだ♪